車掌が見上げた先にあるのは

モニターではなかった

貫きとおす光すら想像できないほど

分厚く広がった 灰色の雲

神様どうか止めてくださいませんか この雪を

神様どうかもう少し せめて小やみにしてくれませんか この雪を

東急の沿線だけでも

どうか この重たい雪を 止めてくれませんか

成人式の若者がたくさん乗っているのです

父一人の家庭で育った女の子の成人式です

久々に地元の仲間と逢えるのを楽しみにしている袴の若者もいます

薄着の脚に 積もるぼたん雪は

気の毒で・・・

積もる 積もる 音を消しながら 静かに積もる雪

首都圏のダイヤは混乱して

車掌の乗った急行も 

ゆるゆると動いてはいるけれど

いったい 何分遅れになるのやら

車掌の右肩も もう 雪だらけ

車掌の身体の芯を冷やす

だけど車掌が祈るのは 自分のためではない

神様どうか止めてくださいませんか この雪を

祝日なのです

受験も近い子供たちがいるのです

神様どうかもう少し 

線路に積もる雪を溶かして もう少し

こごえる風を止めて

そう 氷点下の東京を

温めてください・・・

 温 度 を あ げ て く だ さ い

冬曇りの空をひとみに映して 若者の幸せばかりを願っていた東急の車掌の

黒いコートに止まない雪

ふわふわ

だが 車掌のそんな願いはどうやら聞き入れられたようで

あれから約7か月後の 今日

たいそう 暑い日となりました・・・

とさ(+_+)

そんなわけで暑苦しい日々が始まりました。

きゅうに仕事が出来て 事務所に泊まったりして 疲れてしまった・・・。

ライブもあるし コミケもあるし・・・楽しい事だけ考えつつ 生きてゆこう・・・

明日は「マザリング・エクスプロージョン」の音を直します。

雪×車掌 (←カップリングではない)いいですね(~~*)

あの寒さすら なつかしいなあ・・・。

日本には四季があるんだなあ・・・。